六畳間ホームシアター・レポート

720Pプロジェクターを中心としたカジュアルシアターへの道

買いなのはフルHDモデルかHDモデルか?
2007/03/30/ 05/02/UP

先日、都内に出掛けた際に 
最新プロジェクターのデモ映像を見て来ました。 
あまり時間がなかったので、ザッと観ただけですが、 
簡単な感想を書きます。 


まず、デモルームに入ると 
反射式液晶デバイスを搭載した高級機「DLA-HD1」と 
「VPL-VW50」の映像が流れていました。 
ソースは、DVD/HDDレコーダーに録画された、 
BSデジタル放送のハイビジョン・1080i映像の中から 
デモ向けの高画質映像を選んで再編集したものでした。 
具体的にはSWエピ3の冒頭シーンなどです。 
店員も他の客も居なかったので、しばらく一人で見比べました。 
個性の違いはありますが、どちらも完成度の高い、 
素晴らしい映像を映し出していました。 


噂のHD1は、 
少しカリカリし過ぎかなとも思えるシャープな映像と 
高い透明度(SNの良さ)とコントラスト感が圧巻でした。 
グリッドはほとんど分からず、奥行感や立体感の表現も 
ちょっと次元が違う印象で、さすがという感じでした。 

ただ、ソースが映画中心であれば、 
VW50のフィルムライクな映像もたいへん魅力的だと思いました。 
これは個体差もあるのかもしれませんが、VW50の方が 
色あいにクセが無く、ニュートラル且つモニターライクな感じ 
がしました。(特にモノクロに近い映像の時に) 
ただ、絶対的なコントラストや精密感という点では、 
HD1に軍配が上がるでしょう。 

尚、このしばらく後に、参考までにと店員に 
「HD1は調整次第でやわらかい画にもなりますか?」 
と聞いたところ、「大丈夫」とのことでした。 
「とにかくHD1は他のプロジェクタと比べて、頭ひとつ抜けています」 
というのがその店員の評価でした。 


そうこうしているうちに客と店員が入って来たので 
三菱「LVP-HC5000」とパナソニック「TH-AE1000」
の比較をさせてもらいました。 
どちらも店員による調整済みのモードを使った 
コンポーネント接続で、ソースはBSデジタルとBDにHD DVDでした。 
(映画ばかりでビデオ映像はほぼ皆無での比較です) 

個人的にはHC5000よりも断然、AE1000の映像の方が好みでした。 

HC5000は黒浮きがひどく、こんな訳はないだろうと 
店員にも聞いてみましたが、「これ以上、黒を沈めると 
階調がツブレてしまう。5000の黒はこんなもんです」
とのことでした。 
(スクリーンは120のマリブと100のキクチ・ホワイトマット)
 
僕自身でいろいろ調整出来たり、グレー系のスクリーンを使う 
などしていたら、また違った印象だったかもしれませんし、 
もしかしてアイリスが開いたまま(OFF状態)だったのかも
しれません(店員も人によっては当てにならない)が、
自宅でもあの黒浮きだとすると、ちょっと触手が伸びません。
ただ、AE1000と比較すると、いかにも高解像度なシャープな映像で 
明るいビデオ映像には相性が良い感じでしたし、 
想像していたよりもグリッドも目立ちませんでした。

AE1000を観るのはA&Vフェスタ以来となります。 
スムーススクリーンの弊害は最小限で抑えられており 
120インチで観てもボケている感じはまったくありませんし、 
これで三世代目となるダイナミック・アイリスの完成度は 
非常に高く、5000と比べるとかなり黒が沈んで観えました。 
確かに、見た目の解像度感はソコソコ(甘め)で、 
5000ほどシャープではありませんが、どちらがより映画向きか 
と問われれば、明らかにAE1000の方だと思います。 
また、好みはあるでしょうが、基本的な色調に不満はありませんし、 
色数の多さ、階調の再現性もとてもいい感じで、 
5000と約5万の価格差があるだけのことはあるなぁと感じました。 

でも、AE1000とHC5000の両方の長所を持った3LDCがあればなぁ 
というのが一番正直な感想でしょうか。(苦笑) 
両機とも手持ちのZ3000と今すぐ買い換えたくなるほどの魅力は、 
残念ながら感じませんでした。 


最後に、HC5000と720p DLPプロジェクターの代表格、
三菱「LVP-HC3100」の比較をさせてもらいました。 
スクリーンは120インチのマリブで、 
ソースは高画質で知られるHD DVD版「オペラ座の怪人」(北米盤)、 
観させてもらったのはチャプター9以降の地下のシーンと、 
チャプター4の劇場のシーンです。 
ちょっと液晶には厳しいシーンをあえて選びました。 


5倍速のHC3100には、まったく色割れを感じませんでした。 
映像自体もHC3000よりも一段と進歩を遂げている感じで 
階調、コントラスト、SN、解像度感のどれをとっても 
16万前後で買えるプロジェクタの映像とはとても思えません。 
HC3000に感じた不満は、すっかり払拭されていました。 
少なくともその時に見比べた映像で評価すれば 
解像度以外の要素では、HC3100の方が勝っていたように感じました。 
長焦点や打ち込み角など、設置性に問題はありますが、 
設置出来れば、絶対のお買い得モデルだと思います。
(その場に居た、HC5000のユーザーだというお客さんが 
 HC3100の映像を観て、「これはHD1ですか?」と 
 店員さんに聞いていたのには、苦笑しました) 


画質は解像度だけで決定されるものではありません。 
家庭用液晶プロジェクターのフルHD化は、 
昨年末に始まり、現行1080pモデルはその初号機となります。 
30万前後でフルHDモデルが買えること自体は評価出来ますが、 
まだまだ、改善すべき点は多く残されているなぁという印象です。 

その点、720pモデルはすでに成熟の時を向かえ、 
CPの面でも完成度の面でも絶頂期を迎えようとしています。 
特に、HC3100に代表される720p DLPプロジェクターは 
その映像からすると驚異的な安さだなと、改めて思いました。 


現在、80〜100インチのスクリーンで、 
720pのDLPモデルをお使いの方なら、 
慌てて液晶フルHDモデルを買うのはやめておいた方が 
後悔がないかもしれません。 
少なくとも、絶対にデモ映像を観てから決めるべきです。 

僕個人で云えば、今、Z3000から買い換えるのなら、 
高額なHD1かVW50、またはフルHDのDLPモデルでないと、 
大きな満足感は得られないだろうなぁという気がして、 
かなり凹んでいます。 

それでもあえて液晶フルHDモデルに買い換えるとしたら、 
AE1000を選ぶでしょう。 
多くの点でHD1には負けますが、価格差ほどの差は無いと 
感じましたので。 
ただ、サイズと重さが問題ですねぇ…。 

やはり、買い換えは、早くて今年末かなぁ…。







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