六畳間ホームシアター・レポート

720Pプロジェクターを中心としたカジュアルシアターへの道

SHARP「XV-Z3000」購入
2006/06/29/UP

シャープのDLPプロジェクタ「XV-Z3000」を購入しました。
注文までの詳細は以下のブログ記事を読んでいただくとして
その「XV-Z3000」は6月27日(火)の昼前に到着しました。
●GRANDアバック新宿店  XV-Z3000視聴会XV-Z3000視聴会には行きませんでしたが…

早速、恒例wの記念写真を撮りました。



さて、問題はセッテングです。 次にどのプロジェクターを買っても 現在使用中の突っ張り棒の天吊りキットは そのまま流用するつもりでいました。 もちろん、AE500とZ2用の天吊りキットですので そのままでは使えませんが、同じくらいの重量とサイズで 投射距離も短焦点タイプのものでしたら、 天板部分に新しいネジ穴を開け、 新しいプロジェクターに合う固定用ネジを買ってくれば どうにかなると思っていました。 …で、実際、どうにかなりました。(笑) ネジはなんとパナ用のものと同じ径で AE700に使っていたネジをそのまま流用出来ましたし、 板への穴開けも手持ちの電動ドライバーに 付属していた細いドリルヘッドを使って行ったので 結局、設置には一銭もかかりませんでした。 その後、天吊りキットを突っ張り棒に取り付けて 70インチスクリーンに投射してみると 投射距離もドンピシャで、後は高さ調整だけで済みました。 また、電源コードも(ギリギリでしたがw) 壁のコンセントから直接取れる長さがありました。
実は、Z3000の投射距離や投射角に関しては よく調べもせず、実測もしないで勘だけで買ったのですが、 幸いなことに、セッテングに関しては何の問題も起こらず、 楽勝で済ませることが出来ました。 ただし、これはたまたまラッキーだっただけでしょう。 僕の部屋ではSONYのWEGAの前にスクリーンを設置 している関係で、AE500にしてもAE700にしても レンズの最短投射距離付近で使用していました。 Z3000のレンズは「1.15倍手動ズーム」ですので、 1.5倍から2倍のズームレンズが搭載されている 現行の液晶モデルと比較すると、設置場所がかなり制限されます。 もしAE700を最長投射距離側で設置していたら 同じ場所にZ3000を設置するのは不可能でした。 リビングなど、広めの部屋で使う場合や 既にリビングなどで液晶プロジェクターを使っていて 買い換えをお考えの場合は、注意が必要です。

さて、設置のあとは肝心の映像のセッティングです。 デフォルトの画を観た時は、「あれ?やっちゃったかな?!」 と多少、焦りました。 コントラストが高いのは良いのですが、 明る過ぎますし、全体にノイジーなのです。 いくつかのソフトを使って、ザッと流し見したところ、 誤差拡散ノイズに加えて、やはり多少の色割れや虹も感じましたし 薄暗い場面では所々に擬似輪郭(※)まで見えます。 まさに、DLPプロジェクタの欠点がすべて出ている感じです。 ※「疑似輪郭」  色や明暗の階調が等高線状になって見える現象。 また、画素が目立たないというDLPの利点に関しても スクリーンに近づいて見てみますと、 歴代のパナAEシリーズを愛用して来た僕には 「スムーススクリーン」よりもむしろ目立つように思えました。 それにハイビジョン映像の見た目の解像度に関しても 非常にシャープなZ4の映像などと比較しますと 多少落ちる感じです。 まあ、自然と云えば自然な映像ですが、 720pにスケーリングしたDVD映像とハイビジョン映像の間に 期待したほどは「明確な差」を感じないのです。 それに、色と明暗の階調に関しても 液晶ほどの安定感とスムーズさは感じられません。 それから、覚悟はしていたものの 動作音(ファンの音)の大きさは、 まるでAE500時代に戻ったかのようです。(苦笑) まあ、それほど耳ざわりな音がするわけではありませんが、 現在の基準からすると確実に改善が必要でしょう。 また、僕の場合は後方に天吊りしていますので、 まったく問題にはならないのですが、 横方向に多少の光漏れがあります。 本機を視聴位置より前のテーブル等に設置する場合は 目に付いて、気になるかもしれません。 届いた初日は、天吊り設置の方に時間を取られ、 映像調整にはほとんど手を付けられなかったこともあって、 「やはり、Z4にしておけばよかったかな…」と ちょっと気落ちしたまま仕事に向かいました。(苦笑) しかし、アバックで見たデモ映像は気に入っていましたし、 DLPならではの良い点があるのは確かですから、 あとは画質調整でどうにかするしかありません! その翌日の28日はちょうど休日でしたので、 朝から深夜までじっくり時間をかけて、 DVDとD-VHS(ハイビジョン)をソースに いろいろ試してみました。 > 「XV-Z3000」には「高精度」、「ミドル」、「高コントラスト」 > の開閉3段階の電動デュアル・アイリス機構があります。 > 一番コントラストの高いのは「高コントラスト・モード」ですが > こちらはいくらか黒がツブレ気味になりますので、 > 実写映画を観る場合は、階調を重視した「ミドル」が > 最良という感じでした。 と以前書きましたが、 僕のグレイマット・スクリーンを使い、全暗状態で観ますと、 「高精度」は問題外、「ミドル」はまあまあ(※)程度で、 一番アイリスを絞った「高コントラスト」モードが 断然、良いように思えました。 ただ、そのままでは黒が多少ツブレ気味なので、 コントラストや明るさを調整して、 ちょうど良いポイントを探りました。 このプロジェクターは素のコントラスト比が高いので、 確かに液晶の映像と比較しますと奥行き感が違って見えます。 その後は「カラーマネージメント機能」などを使って 色を微調整して行きました。 ※「ミドル」は全暗で観るには多少明るめの印象ですが、  昼間に遮光カーテンを引いた部屋など、  薄暗い環境でならば、メインで使えそうです。 こうしてイコライジングを済ませてみますと、 誤差拡散ノイズや擬似輪郭はほぼ感じられなくなり、 色割れや虹もほとんど気にならなくなりました。 デフォルトの映像に感じた不満はほぼ払拭され、 DLPならではの利点が浮かび上がって来たという感じです。 特に、DVDの映像はAE700で観ていた時の映像よりも 確実に高品位になったような気がします。 あとはAE700では縦縞や黒浮きが気になったタイトルを中心に 次々にソフトを換えて楽しみました♪ 結果的には、Z3000の購入は正解だったように思います。 いまだに液晶プロジェクタは大好きです。 高CPで低価格、設置性の良さ、静音性の高さ、 スムーズな色の階調などの利点に加え、近い将来には、 ネイティブ・コントラスト比の大幅な向上と、 「縦縞」の原因であるラビング行程を不要とする新技術、 「クリスタルクリアファイン」の採用も予定されています。 この技術を採用した新パネル搭載の液晶プロジェクター では、DLP並みの高いネイティブ・コントラスト比を 実現して、「黒浮き」と「縦縞」が一掃されます。 もちろん、DLPの欠点である「色割れ」、「擬似輪郭」、 「誤差拡散ノイズ」に悩まされる心配もありません。 その上、量産が進めば、パネル製造のコストも 現行のD5パネルとほぼ変わらないと予想されています。 これが、もし現在の720pモデルと同価格で発売されたら、 すぐにでも買うつもりです。 しかし、今年の秋に出る新製品は恐らく、 昨年と同じD5パネルを搭載して来るでしょう。 そこで、その待ち時間の長さを考えて ちょっとDLPに浮気したくなってしまったのです。(笑) Z3000は正直、それまでの繋ぎといった感じです。 【6/30 追記】 > 特に、DVDの映像はAE700で観ていた時の映像よりも > 確実に高品位になったような気がします。 と書きましたが、いろいろなソフトを観ているうちに そう一概には言えないことに気付きました。(苦笑) 「スター・ウォーズ エピソード1」や 「バットマン ビギンズ」といった、元から解像度が高く、 暗い場面が多い洋画についてはDLPの方が有利ですが、 「ALWAYS 三丁目の夕日」のような解像度はソコソコで コントラスト比も高くなく、色の階調の再現が重要な日本映画 などを観ますと、SN比が良く、暗部まで色がちゃんと乗った 液晶プロジェクタの方が良かったように思えます。 要するに、方式の違いによって、再生するタイトルにも 得手、不得手があるということでしょう。 それからZ3000は、低解像度の、 画質があまり芳しくないDVDを再生しますと 予想していたよりも映像がシャキッとしません。 Z4はもちろん、AE700と比較しても多少甘く感じます。 ハイビジョンの映画を観た後にその手のDVDを再生しますと、 ピントが狂ったのかな?と思うほどです。 とは言え、字幕を出すと文字はクッキリしていますので ピントが合っていないという訳ではないようです。 高画質なDVDを再生した場合はそれほど悪くはないのですが、 これでは、デモで観た映像とはかなり印象が違います…。 ここでしばらく考え込んで、 大事なことを忘れているのに気付きました! 僕はDVDをHDMI接続で720Pにスケーリングして 繋いでいますが、720Pプロジェクタの画素と ドット・バイ・ドット表示にする為には、 通常はオーバースキャンになっている映像を アンダースキャンに再設定しなくてはなりません。 AE500やAE700では普通に行っていたのに、 Z3000ではすっかり忘れていました。 このZ3000の場合は、メニュー画面のオプション1の 「オーバースキャンH」と「オーバースキャンV」を 共に「−30」に設定すればアンダースキャンになります。 すると、今までの甘い画が嘘のように クッキリ、シャッキリしたではないですか!!! これは正に激変です。(特に高画質DVDでは顕著) これで見た目の解像度には何の不満もなくなりました♪ このZ3000の付属の電源ケーブルは インレット部分が特殊な形状(※)をしており、 根岸通信さんに頼んだり、自作で作るのは難しそうです。 まあ、付属の電源ケーブルもある程度の太さはあり、 それなりに使える印象でしたが、 電源ケーブルを換える楽しみは味わえそうもありません。 ※【追記】  改めて調べてみましたところ、これは  「3Pインレット」と呼ばれる一般的なインレットで  まったく特殊ではないことが判明しました。(汗)  因みに、根岸通信さんでも購入出来ます。  お詫びして、訂正致します。 それから、 この電源ケーブルのソケット部からはアース線が出ています。 部屋の反対側のエアコン用のコンセントにアースがある のですが、今までは面倒で使っていませんでした。 しかし、ノイズの軽減など良い影響が出るかもしれませんので、 次の休みにでもホームセンターに出掛け、 長めのアース線を入手して、試してみようかと思っています。 【7/01 追記】 本日、10mのアース線を購入して繋げてみました。 気のせいか、暗部のノイズが多少目立たなくなって 幾分、フォーカスも向上したような…。 しかし、単なる気のせいなのかもしれません。(苦笑) ただ、少なくとも悪くはなっておりませんので このまま繋げておこうかと思います。 アンダースキャンにし、アース線を繋いで、 「HiVi CAST」で各種の映像調整を行った結果、 始めは欠点ばかりが目に付いた「ALWAYS 三丁目の夕日」も どうにか、大きな不満もなく観れるようになりました。 【7/03 追記】 HDMI接続にはRGBと色差(Y/Cb/Cr)がありますが、 僕のDVDプレイヤーのV880はDVI出力ですのでRGBになります。 ところが、Z3000ではHDMI接続時の 「色の濃さ、色合い、シャープネス」の各調整は 色差信号の時にしか出来ません。 という訳で、DVI⇔HDMI変換を行っている僕の場合は 「色の濃さ、色合い、シャープネス」の調整が出来ません。 そこで仕方なく、DVDプレイヤー側のSaturation(彩度)設定や Z3000側の「カラーマネージメント機能」、「BrilliantColor」 などを使って「色の濃さ」と「色合い」を微調整しています。 HDMI端子付きのDVDプレイヤーの中には HDMI出力の設定で色差出力とRGB出力の選択が 出来るものがあります。(※) おそらく、多くの機器がデフォルトの設定で 色差になっていると思いますが、 もし、何らかの理由でRGBにしている場合は、 改めて色差を選択してHDMI出力した方が、 手軽に各調整が出来て便利だと思います。 ※例えば、パナの「DVD-S97」では、  「RGB」出力の「standard」と「enhance」、  「色差」出力の「YCbCr 4:2:2」と「YCbCr 4:4:4」  がそれぞれ選択出来るようです。







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