六畳間ホームシアター・レポート

720P液晶プロジェクタ「Panasonic TH-AE700」を中心としたカジュアルシアターへの道

A&Vフェスタ2005 720P液晶プロジェクター
2005/09/21UP

横浜みなとみらいの「パシフィコ横浜」で
今日から24日(土)までの四日間開催される
「A&Vフェスタ」に行って来ました。
週末に行くつもりが、都合が悪くなりそうなので
急遽、出掛けることにしたのです。


DENONブース松下の、世界初65V型フルHDプラズマテレビ「65PX500」
ビクターのビッグスクリーン・エグゼ、フルHDリアプロテレビ。左から56V/70V/61V型モデルパイオニアの新スピーカーシステム、EXシリーズ
主な目的は、 新製品の720P液晶プロジェクターの映像を観ることでした。 会場では、Panasonic TH-AE900、SANYO LP-Z4、 EPSON dreamio EMP-TW600、SONY VPL-HS60 のデモを行っていました。
VPL-HS60はデモ環境がイマイチで、 部屋も全暗ではありませんでしたし、 DVDのみのデモであまり参考になりませんでした。 パッと見の印象では、現行のHS50と大差ない感じでした。 因みにスクリーンはキクチのマリブ(スナップパネル型) のワイド80インチのようでした。
EMP-TW600は他のデモが100インチに映写していたのに 唯一、120インチで映写しておりました。 それだけ自信があるのかもしれませんが まあ、良くも悪くもエプソンらしい、 バランス重視の映像という感じでした。 ただ、プリセットの映像モードの多彩さは素晴らしいですね。 また、どのモードも安定度があって黒がよく締まっていました。 使用機材は、ハイビジョン用のDV-HRD300、Rec-POT Mの他に 一番スクリーンサイズが大きいということもあってか DVDプレイヤーに大画面で定評のあるDENONのハイエンド機 「DVD-A1XV」を持って来ていました。 スクリーンはキクチのホワイトマットアドバンスでした。
TH-AE900はスムーススクリーンに改良が感じられましたが、 基本的にはAE700の延長線上という感じの映像でした。 また、縦縞はかなり改善されているようで、 デモ機ではほとんど見えませんでしたが、 意識して確認したところ、薄っすらと見える場面もありました。 しかし、普通に観ていたらほとんど気付かないレベルです。 AE700のユーザーとして一番感じたのは、黒の再現性の向上です。 松下ではハイビジョンソースを中心に「ノーマルモード」で デモしていましたが、元々、明るく高画質な1080i映像では、 AE700との違いがよく分からないので、DVDとシネマ1で とお願いして確認しました。 たぶん、すぐ横にAE700のシネマ1を映写して比較したら、 「700って、こんなに黒浮きしていたのか」と思ったのでは ないでしょうか。 ただ、新「シネマ1」モードの画作りは、 前作のAE700よりもまた一段と個性的になった感じで、 ちょっと演出過多だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 もちろん、画質調整でどうにでもなるでしょうが、 プリセットの映像だけを観ますと、好き嫌いが分かれそうです。 また、ノーマルモードで明るいハイビジョン映像だけを 観ていますと、「700のノーマルやダイナミックモードを イコライジングした映像とあまり変わり映えしないなぁ」 と云った感想も持ちました。 まあ、僕の場合は70インチのグレイマットアドバンスと、 元々、液晶の映像としては黒が沈みやすい環境である点も あるとは思いますが…。 正直、あのデモ映像だけで判断しますと、 早急に700から900に買い換えたくなるほどの衝動は ほとんど感じませんでした。 因みに、機材はDVDレコーダー DIGA(ディーガ)を中心とした 自社製品とRec-POT M、スクリーンはOSの「ピュアマットU」 を使用していました。
僕は主にLP-Z4に長居して、 サンヨーの方にいろいろ質問させていただきました。 「スペック的には最強ですよね」とお伺いしたところ、 謙遜されながらも、かなり他社のウリを研究し対策を施した という自負がおありのようでした。 新製品で唯一、12bitでの映像処理を行っている点以外に、 今回は光学系も一新し、2倍ズームで使い勝手が大幅に向上 したのに加え、レンズ自体にも大幅な改良が施されている とのことです。ちょっとうろ覚えなのですが(苦笑)、 レンズ部分を担当したレンズメーカーは、 映画用のDLPプロジェクターだか、デジタルカメラだかの レンズを製作している会社だそうです。 確かにハイビジョン映像はもちろん、 DVD(480P・コンポーネント接続)の映像もシャープで 見た目の解像度が高い印象がありました。 その分、いくらか格子が目立ってしまうくらいだと 苦笑されていましたが。(笑) それから、筐体自体のデザインも一新されましたが、 天吊り用のビスの位置は今までのZシリーズと同じ だそうです。 また、かねてよりユーザーから要望が高かった、 リモコンやメニューGUIの使い勝手の改善にも 取り組んだそうで、Z4では各種の設定変更が かなり快適に行えるようになったそうです。 最後に肝心の映像面について書いておきましょう。 色の階調や黒の再現はすでにかなり素晴らしい完成度で、 スムーズな動きで開閉する電動スライド式レンズカバーや 動作音約22dBと高い静音性を誇る点、なども加味すると、 個人的には「700の次は900ではなくてZ4かな」と 思わせるだけの魅力を感じました。 サンヨーさんでは、これからAE900(10月7日発売)など、 他社の新製品の画作りも参考にして、発売日の21日までに 映像の完成度を更に詰めて行きたいとのことでした。 因みに使用機材は、DVDプレイヤーにパイオニアの「DV-S969AVI-N」、 ハイビジョンソースにはシャープのハードディスク一体型 BD/DVDレコーダー「BD-HD100」と大人気の「Rec-POT M」、 スクリーンはOSの「ピュアマットU」というシステムでした。
また、残念ながらデモは観れませんでしたが、 SONYのブースで0.61型フルHD SXRDパネル(1,920×1,080ピクセル) を搭載して希望小売価格:1,365,000円と、ほぼ同じスペックの 「QUALIA 004」の約半額での発売を実現した『VPL-VW100』が 展示されていました。
【総括】 どれも量産機ではなく、量産機に近い試作品でのデモ ということと、新製品同士でも、新製品と現行機という形でも 直接、見比べる事が出来なかった上、 各メーカーで使用するAV機器も違えば、 スクリーンのサイズや素材、ソフト、デモ映像の内容も 主に使用していたプリセット映像モードも違いました。 その為、なかなか判断が難しく、各機の完成度について語るのは、 いささか時期尚早かなぁ、と云うのが正直なところです。 (早く、アバックさんのシュートアウト・デモで比較したいw) ただ、全機種に共通して感じたのは、予想通り、 「コントラスト比の改善」でした。 どの機種も黒がかなり引き締まって観えましたし、 同時に白ピークの表現も一段と進化している感がありました。 (映像の黒だけを沈めたいのでしたら、ランプの輝度を  最大に絞ればいいだけです。同じ画面で、黒はより黒く、  白はより白く表現出来なければ、意味がありません) しかし、新製品の3LCDプロジェクターが、 DLPやプラズマ並みの漆黒を表現出来るようになったか? と問われれば、残念ながら答えは「否」です。 もとより暗部の階調表現では単板DLPより3LCDの方が 原理的に有利でありますが、漆黒の描写に限っては 方式の壁は依然として存在しています。 ですから、スペック上のコントラスト比の高い数値に 過度な期待をされるとガッカリすることになるかもしれません。 ですが、D5パネルの搭載によって、 3LCDとDLPの漆黒表現の差がまた一段と狭まったことに 疑いはありません。 例えば、ヤマハのデモで 高額な720P DLPプロジェクター「DPX-1200」 (定価約130万)の120インチ映像を観ましたが、 価格差を考えれば、720P 3LCDの新製品は信じられないくらい 健闘していると思いました。 もっと云ってしまうと、「DPX-1200」の映像を100点とすれば、 今度の3LCDの新製品は平均で80点はあげてもいい感じです。 画質的に有利になる80インチ、HDMI接続での比較なら 85点以上でもいいかもしれません。 ですから、よほどこだわりのあるマニアでない限り、 液晶の4、5倍の金額を払って高級DLPモデルを買う必要など ないと思います。元々、設置の自由度や色の階調表現では、 単板DLPより、3LCDの方が有利なのですから、なお更です。 今現在、100万前後出す価値があるプロジェクターは、 ソニーの新製品で、フルHD SXRDパネルを搭載した 「VPL-VW100」くらいのものでしょう。 今回、かなり残念だったのが、 DVDをHDMI接続してデモしていたメーカーが、 一社も無かったことです。 (松下さんはハイビジョンをHDMI接続でデモしていましたが) 当然、DVDの映像を720Pや1080iにスケーリングした映像も 結局、観れませんでした。 (「HiVi」の記事によると、Z4はHDMI接続時の映像と比較して  アナログ接続時の映像が今一歩練れていない印象、とあったので  ぜひHDMI接続の映像を確認したかったのですが…。  12bitでの映像処理はデジタル接続時に最も効果を発揮するはず  ですので、アナログ接続のみの映像しか観れなかったのは  非常に残念でした) 最後に、どのメーカーも今までのようなマニア層だけでなく、 一般層にこそ大画面シアターの楽しさをアピールしたい という思惑がある為か、液晶プロジェクターのプリセットモードは 年々「良くも悪くもTV的」な画調になって来ている印象があります。 「自由に設置出来て、静かで、明るくて、コントラストも高い。  そんなハイビジョン・リビングシアターが手頃な値段で実現できます♪」 てな、もんなのでしょうが、終いには どれも同じような映像に観えてくるので困りました。(苦笑) まあ、画質調整の幅は確実に広がっていますので、 腕に覚えのある方は、どのプロジェクターを買っても 好みの画調に調整可能でしょう。 となると、重視すべきは製品としての完成度であります。 独断で言ってしまえば、「SANYO LP-Z4」と 「EPSON dreamio EMP-TW600」が双璧かなと思いました。







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