六畳間ホームシアター・レポート

720P液晶プロジェクタ「Panasonic TH-AE500」を中心としたカジュアルシアターへの道

デジタル伝送コードレスサラウンドヘッドホン
「オーディオテクニカ ATH-DCL3000」
2005/02/05

デジタル伝送のコードレスサラウンドヘッドホン
を購入することにして、候補を洗い出しました。
候補に挙がったデジタルコードレスサラウンドヘッドホンは
以下の通りです。

 audio-technica ATH-DCL3000

ドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジックII のデジタルサラウンドに対応。 ドルビーヘッドホンによるバーチャルサラウンド再生。光スルー出力端子搭載。リモコン付属。 オープンエア型ヘッドホン(360g/充電池込み)

 audio-technica ATH-DCL3000
価格.com 「ATH-DCL3000」 平均価格:\68,092
楽天市場 「ATH-DCL3000」サーチ結果
 Pioneer SE-DIR1000C

ドルビーデジタルをはじめ、DTS、ドルビーサラウンドに対応。付属のスタンドにヘッドホンを掛けたまま専用コードにつなぐだけで簡単に充電。 ドルビーヘッドホンによるバーチャルサラウンド再生。オープンエアー型ダイナミックヘッドホン(充電池含まず):約360g

 Pioneer SE-DIR1000C
価格.com 「SE-DIR1000C」 平均価格:\40,518
楽天市場 「SE-DIR1000C」サーチ結果
 Pioneer SE-DIR800C

ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTSに対応。 ドルビーヘッドホンによるバーチャルサラウンド再生。密閉型ダイナミックヘッドホン(充電池含まず):約250g

 Pioneer SE-DIR800C
価格.com 「SE-DIR800C」 平均価格:\28,878
楽天市場 「SE-DIR800C」サーチ結果
 Panasonic RP-WH5000

ドルビー/DTS/ACC/ドルビープロロジックIIなど多彩な音声フォーマットに対応。 Panasonic社独自開発「パーソナルサラウンド」技術により5.1ch同様のサラウンドを実現。 ヘッドホンをトランスミッターに置くと同時に充電。密閉型ヘッドホン 約312g(付属の充電式ニッケル水素電池含む)

 Panasonic RP-WH5000
価格.com 「RP-WH5000」 平均価格:\20,892
楽天市場 「RP-WH5000」サーチ結果
 SONY MDR-DS8000

ヘッドトラッキング機能搭載。ドルビーサラウンド ・ドルビープロロジックII・DTS・DTS-ES・MPEG-2 AACデコーダー内蔵。 SONY独自開発サラウンド機能。フルオープンエアダイナミック型ヘッドホン約350g(電池含む)

 SONY MDR-DS8000
価格.com 「MDR-DS8000」 平均価格:\42,692
楽天市場 「MDR-DS8000」サーチ結果
 SONY MDR-DS4000

DTS-ES、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AACデコーダー内蔵。 SONY独自開発サラウンド機能。光スルー出力端子搭載。ヘッドホンをプロセッサーに置くだけの簡単充電方式。 密閉型ヘッドホン:約300g(電池含む)

 SONY MDR-DS4000
価格.com 「MDR-DS4000」 平均価格:\23,265
楽天市場 「MDR-DS4000」サーチ結果
 Victor・JVC HP-W1000

3月上旬発売予定。ドルビーラボラトリーズ社認定<ドルビーヘッドホン>を搭載。 ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG-2 AACまでフル対応。 オープンエアーダイナミック型340g(電池含む)

【発売中止を発表】ニュースリリース

※参考記事※
ITmedia ライフスタイル:盛り上がるコードレスサラウンドヘッドフォン
ITmedia ライフスタイル:今こそ「コードレスサラウンドヘッドフォン」
AV Watch [週刊]デバイス・バイキング:最高級ワイヤレスヘッドフォン登場
実売8万円でリモコンも付属 オーディオテクニカ 「ATH-DCL3000」

ITmedia ライフスタイル:五輪観戦もナイトシアターも“高音質コードレス”
――オーテク「ATH-DCL3000」

ITmedia ライフスタイル:ドルビー音響をクリアなデジタル伝送で
――パイオニア「SE-DIR800C」

ITmedia ライフスタイル:デジタルコードレス最安機の実力は?
――松下サラウンドヘッドフォン「RP-WH5000」

ITmedia ライフスタイル:デジタル伝送のコードレスヘッドフォン普及版
――ソニーらしさ光る「MDR-DS4000」

ITmedia ライフスタイル:高級感ある仕上げに“フルデジタル伝送”の
上質サウンド――ビクター「HP-W1000」

ドルビー | ドルビーとライフスタイル | ホーム エンターテイメント
ドルビーヘッドフォンがやってくる!


この候補の中から最終的に僕は、
「オーディオテクニカ ATH-DCL3000」を選びました。

1月27日に無事到着し、その日のうちに設置し、
その後の数日間、DVDを中心に視聴しました。



このサラウンドヘッドホン「ATH-DCL3000」は
現在、最も高価なデジタル伝送コードレスヘッドホンで
ドルビーのサラウンド規格である「ドルビーヘッドホン」
機能を搭載し、他のサラウンドヘッドホンには無い、
リモコンが付属していています。
これは非常に便利で、逆にリモコンがないモデルですと
かなり使い勝手が悪いと思います。
また、光デジタル音声のスルー出力端子が装備されている点も
AV機器が多く、音声をAVアンプに集約してご使用に
なっている方には、なくてはならない機能だと思います。

購入前に最後まで迷った、もうひとつの候補が、
3月発売の「ビクター HP-W1000」だったのですが、
発売まで時間があったのと、「HP-W1000」にはリモコンも
光デジタルのスルー出力端子もないのが決め手になって
「ATH-DCL3000」の購入を決めました。
(※追記:2月28日、ビクターは「HP-W1000」の発売中止を
発表しました。JVCニュースリリース)
2004年3月1日の発売日から1年近く時間が経って、
初期ロットにありがちな不具合の心配もありませんでしたし、
売価に値ごろ感が出て来たことも大きかったです。



まだまだ試運転中で音質は完全ではないと思いますが、
デジタル伝送ですので、アナログ伝送のコードレスヘッドホン
のように無音時のノイズに悩まされる心配もありません。
信号の届く範囲に居れば、充分、クリアな音が楽しめます。

手持ちのヘッドホン「オーディオテクニカ ATH-AD700」
の音と2チャンネル(普通のステレオ再生)で比較しますと、
爆発音などのリアリティや低音の押し出し感では上回るものの、
全体的な音質のクオリティは同程度かなと思います。
同じオーディオテクニカのオープンエア・ヘッドホン
ということでか「ATH-AD700」と「ATH-DCL3000」付属の
コードレスヘッドホンの基本的な音質はよく似ています。
よほど音にうるさいヘッドホン・マニアでなければ、
充分満足出来るクオリティだと思います。





ただ、3D方式ウィングサポートの質感や
ベルベット調の布製イヤパッドの手触りなどは
「ATH-DCL3000」の方が価格に反して安っぽいです。

また、「ATH-AD700」がケーブルを除き280gなのに対して
「ATH-DCL3000」は付属充電式電池を含んで360gですので、
かけ心地も「ATH-AD700」には及びません。
また、届いた状態ではイヤパッドの側圧も強めで
その点でも「ATH-AD700」よりも多少窮屈に感じました。
(ただ、これは使っているうちに馴染んで来るでしょうが)

単純に6万以上もするヘッドホンとして考えた場合、
残念ながら、価格なりの高級感や満足感は
それほど感じられませんでした。

正直、実売平均価格が7万円前後のこのモデルで
「ATH-AD700」と同程度の音質クオリティとなりますと、
2、3万円台の他のサラウンドヘッドホンの音質は
定価で5千円程度のヘッドホンと同程度なのかなと思います。
DVDよりもCDやSACDなどで音楽を聴く機会が多いという方なら
3、4万の高級ヘッドホンとヘッドホンアンプの組み合わせ
の方が、音質クオリティでは、はるかに満足度が高いでしょう。


さて、肝心のサラウンド感ですが、
確かに通常のヘッドホンと比べますと、
はるかに音場は広くて自然ですし、
セリフが頭の中に定位することもありません。
また、左右はもちろん、前後の移動感もそれなりに感じます。

ドルビーラボラトリーズ社認定の「ドルビーヘッドホン」は
視聴する映画音声にあった音場を3つのモード
(DH1/DH2/DH3)から選択可能で、そのどれもが
非常に自然で完成度が高い印象でした。
サラウンド効果と音の解像度は反比例の関係で、
D1が一番、解像度が高い代わりにサラウンド感は控えめで、
D3になると、解像度が多少曖昧になる代わりに
サラウンド感は高まります。

DH1:小規模のリファレンスルームの設定。
 音響的にドライで、すべての音楽や映画音声に対して標準的な再現力を持つ。
DH2:DH1と同じ規模の部屋の設定。
 ややウェットで残響があり、音楽の再生に効果的である。
DH3:DH1・DH2よりも大きな部屋の設定。
 距離感や音の拡散効果が得られるので、コンサートやライブの音声、映画音声向き。

SEも繊細かつ豪快ですし、突然の爆発音などでも
音が歪んだりすることはありませんでした。
サラウンド音場のクオリティに関しては、
不満に感じる点は特にありません。効果は充分あります。

ただ、やはり音場の自然さや前後の移動感では
5.1Chなどのマルチスピーカー+AVアンプ(あるいはセンサー)
の組み合わせには当然ながら敵いません。
しかし、壁の薄い集合住宅にお住まいだったり、
深夜、寝入っている家族に配慮して、
マルチシステムを小音量で鳴らすくらいなら、
こういったサラウンドヘッドホンを使った方が
よほど高い臨場感を味わえると思います。


安いサラウンドヘッドホンは各社独自のサラウンド機能を搭載し
「ドルビーヘッドホン」を搭載しているのは、これの他には
(3月に発売になるビクターの「HP-W1000」を除いて)
パイオニアの「SE-DIR1000C」と「SE-DIR800C」だけだと思いますが、
この二機種はデジタル放送の「AAC」に対応しておりません。
ハイビジョンを観る機会の多い僕には、それだけで不合格です。
また、同じドルビーヘッドホンでもそのサラウンド効果は
「ATH-DCL3000」の方が格段に上とのことです。

「とのことです」と書いたのは、
他のサラウンドヘッドホンを含めて、
まったく視聴をしないまま、ネットや雑誌の評判だけで
「ATH-DCL3000」の購入を決めたからです。(苦笑)

ぶっちゃけて云ってしまいますが、
現在発売されているサラウンドヘッドホンの中で
ある程度の音質クオリティと機能と使い勝手を
条件に考えたら、答えはこれしかなかったので、
別に悩まなかった、というのが正直なところなのです。


サラウンドヘッドホンは、現時点ではまだまだCPが低く、
その意味では嗜好性の高い、マニアックな製品だと云えます。
DVDプレイヤーやHDD/DVDレコーダーなどと比較すれば、
同価格帯の製品数も少なく、対価格満足度をうんぬん出来る
レベルまではとても達していません。
これから成熟が進むジャンルの商品だと思います。

この「ATH-DCL3000」にもいくつか不満な点があります。
先ほども書きましたが、値段のわりに
ヘッドホンやリモコンが多少安っぽい作りですし、
電池の充電に4時間もかかって、
10時間程度しか連続使用できない仕様や、
その充電も、イチイチ充電器に電池をセットして
コンセントに挿さなければなりません。



僕のように狭い部屋で使用するのでしたら ケーブル付きのヘッドホンでも特に不都合はないので 付属のヘッドホンより、「ATH-AD700」を中心に使うことに なるかもしれません。(苦笑) もちろん、音のチューニングという意味では 付属のヘッドホンがベストなのは間違いないですし、 方向感や奥行き感なども付属ヘッドホンの方が より明確ではあります。 しかし、もしも送信機も兼ねるデコーダー部と このコードレスヘッドホンが別売りで、 購入前に「ATH-AD700」の音と比較出来ていたなら、 ヘッドホンの方は買わなかったかもしれません。 最近はいくつかのAVアンプやホームシアター・システムに 「ドルビーヘッドホン」が搭載され始めております。 既にお気に入りのヘッドホンをお持ちでしたら、 そういったAVアンプを買う(アップグレードする)のも 選択肢のひとつではないでしょうか。

※「ドルビーヘッドホン」搭載AV機器の一例※
5.1ch サラウンドシステム「Pioneer HTP-S2」
DVDミニコンポ「Pioneer FS9DV」
2.1chホームシアターシステム「DENON D-M51DVS」
DVDチューナーアンプ「DENON ADV-M71」
「MARANTZ AV Amplifier PS7500」
「MARANTZ AV Amplifier PS8500」



※追記※(2005年3月)

「オーディオテクニカ ATH-DCL3000」の調子が
どんどん良くなっておりまして
レポートで感想を書いた時より、
総合的な音質は上だなぁと思い始めております。
なにしろ、電池駆動ですから、
連続で10時間弱しか音が出せない訳で、
エージングにも日数がかかったという感じです。

ピークやアタック音に強いのはそのままですが、
低域に伸びが出て来た上に、高域も澄んで来て
音場の見通しが良くなって来ました。
映画再生に関して云えば、手持ちのヘッドホン
「オーディオテクニカ ATH-AD700」より明らかに上です。


また、2月末から新たにブログを始めました。
今後は、ブログでもホームシアター関連の雑記を
書いて行こうと思っております。
(こちらでのレポート記事もまだまだ続ける予定です)
ブログサイトのTOPページはコチラですが、
ホームシアター関連の雑記は、カテゴリー「ホームシアター」で
お読みいただけます。
(次のページで「ホームシアター」カテゴリー記事一覧

 を掲載しております)



遂に決定版登場!? 「Pioneer SE-DIR2000C」
※追記※(2005年7月)

東北パイオニアは、非圧縮デジタル赤外線伝送
コードレスヘッドフォンのハイエンド・モデルとなる、
「SE-DIR2000C」(オープンプライス)を7月下旬に発売します。
従来モデル「SE-DIR1000」の弱点をことごとく克服した
「デジタル・コードレスヘッドフォンの決定版」とも云うべき
モデルとなっております。



後発の強みを生かして、スタンド充電、リモコン付属、
光デジタルのスルー端子搭載、ACC対応、
電源連動機能、ドルビー・ヘッドフォン機能などなど、
ライバル機の良いトコ取りをしたような内容で
なおかつ店頭予想価格も45,000円前後と
非常に値ごろ感のある価格を実現しています。

「SE-DIR2000」ニュース・リリース(PDF)
AV Watch 週刊 デバイス・バイキング:
  デジタルワイヤレスヘッドフォンの完成型?
  自動電源ON/OFFが魅力のフラッグシップモデル
  東北パイオニア「SE-DIR2000C」

楽天市場 「SE-DIR2000」サーチ結果








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