六畳間ホームシアター・レポート

720P液晶プロジェクタ「Panasonic TH-AE500」を中心としたカジュアルシアターへの道

プロジェクタ初心者に一言
2004/09/27

データ用の低価格DLPプロジェクタは、
とにかく明るさとコントラスト比が高いので
素人さんが見ると「液晶Pより全然良い!」と
評価が高くなる場合が多いようです。

かつてブラウン管TVメーカー各社も
「店頭効果」を高めようと、とにかく明るくて
コントラストも高く、輪郭を強調した画調を
争っていた時期があります。
※「店頭効果」とは、蛍光灯下の家電店の店頭で
 最も見栄えがするような鮮明な映像を流して、
 客にアピールする宣伝効果のこと。
しかし、そのようなクセの強い映像は
暗い部屋で映画などを高画質で楽しむには向きません。

やがてメーカーもそんなマニア達の意見を酌んで、
薄暗い部屋での鑑賞に最適な高画質モードとして
「シネマ」等の名称を付けた画調の映像の良さを
競うようになりました。
そのようなモードでは、ある程度
コントラストや明るさを落として、
各種ノイズを減らし、自然な色調と階調の再現性を向上、
更に輪郭を補正、強調しないでも解像度の高い映像を
いかに実現するかが大きな問題になりました。


各社とも年々改良を加えているとは云え、
単板DLPプロジェクターには、高いコントラスト比、
画素の格子(網目)が目立たない、黒浮きが少ない、
見た目の解像度が高い、などの長所がある代わりに、
中間色の階調が劣る、ホイールが低速度だと
カラーブレーキング・ノイズ(字幕や輪郭、ハイライト部に
虹のようなノイズが被って見える。大きな個人差があるが、
動態視力の高い人は特に見えやすい)が目立つことがある、
色の階調が等高線状になる「疑似輪郭」が見えることがある、
暗部で誤差拡散ノイズが見えやすい、などの短所があります。

これに対して、三板式透過型液晶プロジェクターには、
高いコスト・パフォーマンス、設置性の良さ(自由度が高い)、
同価格ならDLPと比較してよりパネルが高解像度、
色の階調表現に優れている、などの長所がある一方、
画素の格子(網目)が目立つ、黒浮きしやすい、
縦縞(ラビングノイズ)が見える、
3板式である事に加え、レンズの性能によっては
レンズシフト時に色収差(色ズレ)が目立つことがある、
などの短所があります。


方式の違いを含め、プロジェクタを選ぶ際は、
明るさとコントラスト比の高さばかりに注目せず、
暗い部屋でDVDやハイビジョン放送を映写した時の
色の再現性、豊富な階調、輪郭の自然さなどを含めた
総合的な画質での評価を心掛けるべきだと思います。
もちろん、設置性、静音性、入力端子の種類と数、
消耗品であるランプの値段、投射距離は足りるか、
アフターサービスは万全か、なども購入する上では
重要な要素になるでしょう。



それから素人さんから多い質問に
「TV代わりにしたい。明るい部屋でも使えますか?」
というのがあります。
もし、映画館で照明が明るいまま上映が始まったら、
多くの観客は「おいおい!」と文句を云うでしょう。
しかし、ホームシアターに限っては、
「なるべく明るい部屋で使いたい」と考える方が
けっこう居られるようです。(苦笑)

プロジェクタは暗い部屋で使うことが前提です。
各種TVのように、日中の明るい部屋や
照明が点いた部屋で使うには、無理があります。
明るい日中でしたら、最低でも遮光カーテンを引いて
ある程度部屋を暗くする必要がありますし、
夜も出来るだけ照明を落として部屋を暗くした方が
コントラストや色の純度が高い映像が愉しめます。

「ホームシアター」の大画面と
テレビの小画面では、受ける臨場感が桁違いです。
そして、その上、部屋を暗くすれば、
普段見慣れている家具などの視覚的ノイズが排除され、
より集中度が高まり、作品世界に感情移入しやすくなる
という効果が加わります。

個人的には少なくとも映画館の大スクリーンに
映写されることを前提とした「映画」を鑑賞する際は、
出来るだけ部屋を暗くして観るべきだと感じます。


もし「どうしても比較的明るい部屋で使いたい」、
ということでしたら、液晶よりコントラストや輝度の高い
DLPプロジェクタを選ばれる方がよろしいでしょう。
データ用のDLPプロジェクタは元々、
会議室等の明るい環境で使用する事が前提ですので。



最後に、これは意外と気にされない方が多いのですが、
「どうせなら、より大きなスクリーンを」と考え、
闇雲に部屋に入る最大のスクリーン・サイズを注文するのは
考えものです。
スクリーンが大きくなるに連れて画質は確実に低下します。
映写ソースがハイビジョン放送ならまだしも、
480PのDVD映像などはそれがモロに出ます。
スクリーンがロールカーテンやノンブランドのものであったり、
DVDプレイヤなどの使用AV機器が普及価格のものでしたら
なお更です。(高級機には高いだけの意味がちゃんとあります)
購入後に「評判ほど画質、良くないなぁ」と
感じているのでしたら、その原因は
スクリーンサイズにあるのかもしれません。

スクリーンを120インチ・クラスにされたいと思っている方には
ホームシアター用のDLPプロジェクタをお勧めします。
液晶プロジェクタがその実力を充分発揮出来るのは
せいぜい60インチから90インチ程度までだと思うからです。
(これは720Pの場合。480P機は当然それ以下)
もちろんお使いのAV機器のグレードによっても
大きな差が出てくると思いますが、
スクリーンが100インチを越えますと、
画面は大きくなっても同時に液晶プロジェクタの欠点も
目立つようになります。

もちろん、「マニア的な高画質までは求めない。
多少画質は落ちても、なるべく大画面が欲しい」
と考える方もおられるでしょう。
納得の上でなら、それもよろしいと思います。







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