「スクイーズ」

CCバクスター  1999/06/07


AV知識が猿なみバクスターより質問で〜す。
今日「スタ・トゥル」のDVD購入したのですが、ビスタのLB収録でした。
そこで、ふと涌き出た疑問があります。

仮にワイドTVで【ビスタのスクイーズ】と【ビスタのLB】を見た場合の違いとは、
どのようなところなのでしょう?

漠然と「スクイーズの方がワイド画面に適合するのだろうな」とは思うのですが、
いまいち具体的なイメージが涌かなくて・・・
お暇な時で構いませんので、レクチャーお願いします。




岩窟王  1999/06/07


>CCバクスターさん

4:3のTVで見る場合は、
「TVサイズのワイド版」も「スクィーズ版のワイド」も同じ意味なのですが、
ワイドTVで見る場合はちょっと違います。


 日本のTV方式はアメリカと同じ、NTSC・インターレース(飛び越し走査)方式
と呼ばれるもので、525本の走査線からなっている所から525iと呼ばれてます。

 【インターレース方式とは?】
日本やアメリカTV方式であるNTSC方式では、走査線を1秒間に60回トレースします。
始めの30分の一秒の間に、一本目から3、5、7....と一度下まで走査してから、
その次の30分の一秒の間に改めて2本目から4、6、8...と、
交互に走査する方式の事を云います。
ですから、30分の1秒フレームで考えますと、
全走査線の半分の262.5 本しか使っていないことになります。

*(これに対して今話題のプログレッシブ方式・別名、順次走査方式の方は、
  525pと呼ばれ、1フレームの間に上から順番に525本の走査線を走査します。
  つまり2倍緻密な走査をする訳です)



 さて、ここから本題です。

 プログレッシブTVやハイビジョンTVを除く、
 ワイドTVと普通のTVは、同じ走査線数になっています。

 しかし、LDやビデオのワイド版(4:3収録のワイド)の場合は
 画面の上下に黒のマスクが入るので、
 純粋な映像に使われる走査線数は、普通のTV放送に比べ3分の2程度になってしまいます。

 これをワイドTVで観る時は、黒味の部分を走査しないで、
 映像の部分の走査線だけを拡大ズームして見ることになるので、
 画面は大きくはなりますが、同時に走査線が目立ち、荒い絵になりがちなワケです。


 そこで16:9のビスタ・サイズ画面の横の長さを縦方向に圧縮して、4:3の対比にして記録し、
 525iの走査線を全部使ってより緻密なワイド画面を得ようとしたのが、
 DVDのスクィーズ収録です。

 これは元々は全て16:9ソースのBSのハイビジョン・ミューズ方式放送の規格を決めた際に
 考えられました。
 
 スクィーズ映像を正しい比率に直して再生するのはワイドTV側なのですが、
 16:9ソースをTV側が関知出来る様に、
 圧縮ソースにはS1、S2コードと呼ばれる識別コードが記録されていて、
 現在のワイドTVでは自動切り替えで対応してくれます。


 まとめますと、ワイドTVでスクィーズ収録されたソフトを観るメリットは、
 普通のテレビ放送(4:3)と同じ走査線数を使った画像が、
 ワイド(16:9)収録のソフトでも得られる点なのです。

 
 ですから、ワイドTVをお持ちの方は、
 DVDPの初期設定の「お使いのTVサイズ」の項目で必ず「ワイド、又は16:9」を選ばないといけません。
 
 逆に普通のTVを使っている方はDVDプレイヤー側の設定を「4:3」にしないと
 縦に歪んだ画面になる場合があります。
 
 *これは各DVDPの工場出荷時の設定がどちらに設定されているかにもよるので、
 詳しくは取扱説明書をお読み下さい。
 (出力画面サイズ比率設定は各メーカーによってマチマチです)



DVDビデオのスクィーズ収録ソフトを普通のTV(4:3)で再生する場合は、
DVDP側で上下に黒味のマスクを入れてくれるので、縦長の画像ではなく、
正しい画面比で見ることが出来ます。
つまり、スクィーズ・ソフトも4:3ワイド・ソフトも同じ走査線数を使用して
再生するワケです。
これは完全デジタルのDVDならではの機能です。


LDでも数枚のスクィーズ・ワイド・ソフトが発売されましたが、
これはワイドTV専用のソフトでした。
僕も何枚か持っています。

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