「ルネ・クレール」


「祭」vs「屋根」   風太郎忍者   1999/07/15


CSにて「R.クレール特集」
『巴里祭』&『巴里の屋根の下』拝見。


どちらも甲乙つけがたいけど、以前は
巴里の空に始まり
巴里の空に終わる構成に快感を感じて
どちらかといえば、「屋根」派でした。
主題歌も好きやったし(笑)


でも、今回再見してみると
2年後につくられた「祭」の方に
心が傾きました・・・。
「画」で魅せるという「映画的」表現が
ギッシリ詰まってる感じ・・・
陳腐な言い方ですが、まさに
映画の教科書っすね!

それにしても・・・
「屋根」で(少し浮気な)清純娘を
「祭」で(かなり肉感的な)不良娘演じた
ポーラ・イルリーって女優・・・・・
どーゆー経歴のお方なのか、
以前から気にはしているのですが、、、。




岩窟王  1999/07/16

>風太郎忍者さん

クレールの映画は、ずいぶん長いこと観ていないなぁ〜。

彼のトーキー一作目
『巴里の屋根の下』が'30年。
チャップリンのモダン・タイムスのモトネタになった
『自由を我等に』が'31年。
そして最高傑作の云われる
『巴里祭』が '32年ですね。
この作品は小津安二郎にも大きな影響を与えたといいますね。

 意外なことにこれらの作品は、フランスでの公開の翌年には日本公開されています。
もちろん戦前の話です。

 当時、欧州まで行けた邦人は本当に僅かでしょうから、
映画で観る巴里の町並みは、僕らの想像以上にエキゾチックな風景だったでしょうね。
まるで我々がSF映画を観る感じだったのかも...。


 個人的には、クレールでは
『自由を我等に』がとても印象に残っています。
特に主人公が、友情と自由の為に、築いた地位をアッサリ捨てて、
親友とさすらいの旅に出るラストの潔さが良かったですね。
オートメーション化された工場で働く工員たちの姿もとても印象的でした。

 ああいう、オプティミスティックな感覚の喜劇は、
いかにも欧州映画人の感性の産物だなぁ、という気がします。

 ポーラ・イルリーという女優さんについては、
さすがに年代が違いすぎて、よく解りませんねぇ〜。

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