「スリーピー・ホロウ」


「スリーピー・ホロウ」
を観る  岩窟王  2000/03/11


「スリーピー・ホロウ」Sleepy Hollow 85点

監督:ティム・バートン
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
原案:ケヴィン・イエーガー&アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
原作:ワシントン・アーヴィング「スリーピー・ホローの伝説」
共同製作:ケヴィン・イエーガー
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ&ラリー・フランコ
撮影監督:エマニュエル・ルベツキー
編集:クリス・リーベンゾン、音楽:ダニー・エルフマン
プロダクション・デザイン:リック・ヘインリックス
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
特殊効果スーパーバイザー:ジム・ミッチェル(ILM)
クリーチャー・エフェクト・スーパーバイザー:ケヴィン・イエーガー

出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、
ミランダ・リチャードソン、マイケル・ガンボン、
キャスパー・ヴァン・ディーン、イアン・マクダーミッド、
マイケル・ガフ、ジェフリー・ジョーンズ、クリストファー・リー、
リサ・マリー、クリストファー・ウォーケン、
首なし騎士・スタント:レイ・バーク(SW EP1 ダース・モール)




 ハマー・フィルムにオマージュを捧げるオープニングから
英国や戦前ドイツのゴシックホラーを想わせる映像が炸裂!
 間違いなく、映像面ではティム・バートンの最高傑作と
言い切ってしまいましょう。(笑)


 アメリカの民間伝承を元にしたとは云え、舞台になるのは
18世紀末のオランダ人移民の開拓した村「スリーピー・ホロウ」。
 事件の鍵を握る「首なし騎士」はアメリカ独立戦争時に
英国政府に雇われた、殺戮大好きドイツ人騎士のナレの果て。

 出てくるのはすべて欧州移民という設定の白人ばかりで、
英国映画お得意のコスチューム・プレイでもあり、
英国ロケ&スタジオで製作したのは、当然の選択とは云え
大正解でしょう。

 ストーリーは、ミステリーとしては落第(犯人当ては簡単)
で、
「セブン」ウォーカーの脚本は期待はずれですが、
バートン風味の映像面は観どころ満載でした。

 めずらしくマトモな構成の脚本を得て
演出プランだけに集中出来たのか、
彼が
「シザーハンズ」「バットマン」他で試みた
ダークでゴシックな映像デザインの延長線上にありながら、
物語と舞台の雰囲気がよりその狙いにフィットしている為、
その必然性と重厚さでは、
いままでのバートン映画を遥かに凌駕しています。
映像面は彼の集大成と云える充実ぶりでした。


 クリスティーナ・リッチは信じられない位、可憐で美しく、
デップのボケぶりもバートン映画ならではで笑えます。
意外に出番の少ないウォーケンは、流石の貫禄で印象的でした。

 アクションシーンも多く、特に首切りシーンはスゴイの一言!
騎士役のレイ・バークの剣術は、ダース・モールより数倍強そうで
燃えます。

 デップ扮するNY市警のイカボッド捜査官は
科学的捜査方法を信条としているのですが、
自分で考案したという珍妙な捜査用小道具や解剖器具が
いかにもバートン・タッチのデザインで、いいんですねぇ〜♪


じんけしさんは「生理的に合わない」ということですが、
僕は彼の全作品のソフトをコレクションしているくらいなので
ちょっと甘い点になってしまいました。(^-^;

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