「オズの魔法使」「オーケストラの少女」


初体験   風太郎忍者  2000/03/07



ところで「古典的名作」で未見のものは
星の数ほどあるのですが、今日BSで観た
『オズの魔法使い』も内の一本でした。
いやはや、いいですね〜〜〜。
心がよわったときに
再見したくなるよな映画でありました。
そのときは、号泣するかも(笑)




風さん、あれは「オズの魔法使」です。  岩窟王  2000/03/07



この邦題には「い」がつかないんです。
これワリと間違えやすいので、
ポスターやソフトショップの信用度の目安に
なります。

まあ、
いつも(下の投稿でも)誤字脱字ばかりの僕が
言っても説得力がありませんが...。(^-^;;


「オズの魔法使」は僕も大好きです。
っていうか、これを観て「嫌いだ」という人には
会ったことがありません。(笑)
大人から子供まで、もっとも愛されている映画かも
しれませんね。


曲や歌の良さはもちろんですが、
衣装や特殊技術、美術も見事ですよね。
しかし、なんと言っても特にすごいのが
案山子、ライオン、ブリキ男などの特殊メイクです。

この作品は'39年製作ですが、
初めてメーキャップの素材としてフォームレイテックス
が使われた作品として有名です。
この素材は特殊メイクの際、今でも頻繁に使われる
代表的な素材です。



いつもの様に話が逸れますが,,,

これを開発したのは、30年代の終わり頃
RKOスタジオにいたメーキャップマン、
ジョージ・ボウでした。

それまでのガムとコットンが主な素材で
表情が乏しかった特殊メイク
(カーロフのフランケンシュタインやミイラ)とは違い
ボウの発明したフォームレイテックスは、
俳優の表情に合わせて自由に伸び縮みする上、
表面には肌のような気孔まであるなど、
まさに人工皮膚として画期的なものでした。

こうして、メーキャップにかかる時間を大幅に短縮可能で、
俳優が自由に演技しても違和感のない特殊メイク
が誕生したのです。

ボウはこの製法を30年間、門外不出とし、
特殊メイク部門のビジネスで独占的利益を上げました。
ボウ以外のメーキャップ・アーティストで
フォーム・レイテックスを使えたのは
彼から技術と製法を金で買った、一部の者だけでした。

その後、ボウが亡くなる直前に
「オズの魔法使」で一緒に仕事をしたメーキャップマン
のチャールズ・シャーマンがその製法と権利を買い上げ
72年にハリウッドで素材キットを売る専門店を開きました。

このキットには製法の簡単な解説書が付いていましたが
それはかなりいいかげんな物で、
メーキャップマン達はキットを沢山購入して
失敗作の山を築きながら、どうにか使えるレイテックスを
使用していたと言います。


こんな状況を一変させたのが、
メーキャップ・アーティスト達の尊敬の的である
天才ディック・スミスのレポートでした。

エール大学を卒業し、ボウに師事したスミスは、
シャーマンが売り出した
大量のフォーム・レイテックス・キットを購入すると、
1年がかりで最も効果的な調合と製法を研究し、
特殊メイクの一層の発展のため、
73年に惜しげもなくその成果をレポートとして公表したのです。

このレポートのおかげで、
どのメーキャップマンも高品質のレイテックス素材
を使えるようになりました。
彼らはレポートに載っていたのと同じレンジを買い、
同じ分量を同じ時間だけ焼いて素材を仕上げたといいます。


ディック・スミスは「ゴッドファーザー」「小さな巨人」
「エクソシスト」「アルタード・ステーツ」「アマデウス」
などの特殊メイクを手掛けています。
最も得意とするのは自然な老けメイクで、
「アマデウス」のサリエリの老けメイクなどは
彼の代表作といえるでしょう。

現在、第一線で活躍するメーキャップ・アーティスト
の多くが彼の弟子か、その弟子の弟子にあたります。
アカデミー賞「メイクアップ部門」の常連である
リック・ベイカーももちろんその一人です。



 
風太郎忍者   2000/03/08


たしかに・・・
「い」がブラブラくっ付いてたら
つつがなくイエロー・ブリック・ロード
進むに邪魔っけですなー(笑)

メーキャップ技術の変遷
たいへん参考になりました(^^)
そこつ者ゆえ御指摘なくば
つゆほども関心払ってませんでした(^^;
「スクリーンの裏側」には
色々苦労があるんですねー。
そういえば・・・さる御方が映画学校で
初歩的な講義を任された際に
一回目の教材として取り上げたのが
『雨に唄えば』・・・
その選定の理由に曰く、
「いろんな才能が集まって
一本の映画ができることを
てっとり早く知ってほしかったから」
だったそうで。


p.s.
『オズ』ネタで。
「ドロシー」役は、すんなり
J.ガーランドで決まったんでしたっけ?
胸の大きさが不適切云々で
難色しめされたというエピソードを
聞いたような、
聞かなかったような、、、(^^;;
もやもや〜っとしてるので
お教え頂ければ幸甚です。




ドロシー役   CCバクスター  2000/03/08




お久しぶりです、風太郎さん♪
私も気になったもんで、「ザッツ・エンタテインメント」の
ビデオで確認してみました。
で、MGMが当初予定していたのは、20世紀FOXのドル箱子役、
シャーリー・テンプルです。
FOXから彼女を借りるかわりに、クラーク・ゲーブルとジーン・ハーロー
を貸し出す条件で交渉した結果、見事に断られます。
それで、ジュディにお鉢がまわってきたというのが
事の顛末みたいですね。


ちなみにジュディは1922年生まれ、当時16〜17才
です。

「雨に唄えば」といえば、ジュディが「オズ〜」公開の
翌年に「リトル・ネリー・ケリー」(未)の中で
SINGIN' IN THE RAINを唄ってますが、これもかなり
聞きごたえ有りですね。
(ザッツ〜1に収録)




役づくり  風太郎忍者   2000/03/11



「ドロシー」余話

目にした簡単な紹介記事によれば
「幼さ」を出すために
原作の「銀色の靴」を「赤」に変えたり
睡眠薬と興奮剤でダイエットしたりと、
いろいろあったようで・・・
顔の輪郭を変えるために
奥歯を抜いた優作さんといい、
「役」をつくるのは
大変なことなんですねー(^^;;;



>バクスターさん

そうですか、テンプルちゃんでしたか。
てっきりディアナ・ダービンあたりと
熾烈な女の闘いを演じたのかな、
と思ーちょりました(^^;;
・・・それにしても
「胸の大きさ云々」とは
どこから涌いた連想なのか!(苦笑)





ディアナ・ダービンと言えば「オーケストラの少女」
岩窟王
  2000/03/10




おお、ディアナ・ダービンですか!
彼女の「オーケストラの少女」は良かったですねぇ〜♪
戦前の少女スター、清純可憐なダービンの代表作ですね。
というか、ダービンの作品はこれしか観ていませんが。(笑)

この映画は'37年製作ですから、
'39年だと10代の終わりが20歳始めと思われ
ちょっとドロシーには年が行き過ぎかもしれませんね。

この映画は
貧乏な音楽家のお父さんの所属するオーケストラを
有名にしようと奮闘する孝行娘のお話です。

ただいまIMAXでリニューアル公開されているディズニーの
オリジナル版「ファンタジア」の音楽監督(指揮者)と
しても知られる、実際の人気指揮者、
レオポルド・ストコフスキーが出演していることで
クラシック音楽ファンにも知られた作品です。


ダービン扮する娘は、
財政難で解散目前のオーケストラを救おうと、
ストコフスキー指揮によるコンサートを開こうと
ストコフスキーに会いに行くんですが、
当然ながら相手にされません。
ところが、素晴らしい娘の歌声を聴いて...、
というストーリーだったと記憶しています。
そうです、
ストーリーなど決まりきったハッピーエンドです。
でも、そんなことはどうでもいい魅力がある作品なんですよ。
ストーリーやテーマが映画のすべてではありません。
そんな評論はクソ食らえです。
初めて観た時、僕は彼女の歌に感動して泣きましたよ。(笑)

風さんも観ているのでしょう?
ミュージカルではない音楽映画として
とても良い作品ですよね。

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